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ミラノで本社主催の展示会を準備 年頭所感 家具新聞社代表取締役小田部亨 

 新年、あけましておめでとうございます。
今年は、家具新聞社にとっては「起点」になる年になるかもしれません。
 それは、イタリア・ミラノ市の協会関係団体から、ミラノデザインウィークの開催に合わせて、協会の施設を使った展示会開催の要請を受けたのです。
 協会関係団体が管理・運営している施設は病院・介護施設・博物館などがあります。
 その中の介護施設と博物館を提供するというのです。
 展示のテーマは「高齢化先進国・日本の生活空間」という仮テーマを付けています。
 この申し入れは、昨年11月にいただいたもので、その後、私と加納編集長が現地に赴き、関係者と話し合いました。
 今年の4月21日から開催されるミラノデザインウィークに合わせた開催ということで、あまりに時間がないことから、当社としては①最低でも3年契約としたい②展示場所を建物の内と外で実施したいという2つの提案をしました。
 ①については合意してくれたのですが、②についてはスペースの規模や場所での調整に時間を要するため「検討中」となっています。
 そのため、この正月号で正式なお知らせができないのが残念です。
 間もなく「正式合意」となり、読者の皆さまにお知らせをさせていただくことができると考えています。
家具新聞社らしい、読者優遇の展示会を提案することとなるでしょう。
 その際は、出展へのご検討をお願い申し上げます。

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