ニュース2019.07.24
ビジネスの新たな出会いの場を提供する「アジア・ファニシング・フェア(AFF)」が11月13日から15日までの3日間、東京ビッグサイト西4ホールで開催される。国内・海外から100社・団体近くが出展する。主催は一般社団法人アジア家具フォーラムと一般社団法人日本能率協会。アジア家具フォーラムは、家具関連情報誌「ルームファニシング」を発行している東洋ファニチャーリサーチの阿部野育三社長が代表理事を務めている。今年で4回目となるAFFは、住宅や木材関連の企業・団体が集まるJapan Home&Building Show、国内最大のファブリック関連見本市「JAPANTEX」など四つの展示会との合同開催による相乗効果で昨年は4万人近くが来場、今年は5万人の集客を目指している。
AFFは「ここから始まる 新しい出会い」をコンセプトに、海外からは、中国、マレーシアなどアジアのメーカーが出展する。特に今年は中国からの出展が倍増し、活発な商談が繰り広げられる。
日本からは大手ベッドメーカーがそろって出展する。また、家具・インテリア専門サイト「TABROOM」を主宰しているリクルートライフスタイルとタイアップして集客を図る。リクルートが運営するモバイル決済サービル「AirPay(エアペイ)」を使って、会場で製品を直接購入できるサービスも実験的に導入予定で、BtoBからBtoCまで国内の家具関連見本市の中でも、最もビジネスの広がりを期待できる見本市になりそうだ。
昨年初めて開催された業界初のペットインテリア企画展「ワンルームだニャー」が今年も「ペットインテリア協会」の協力の下、引き続き開催される。アジア家具フォーラムによると「ペット家具インテリアの市場を開拓し、健全な市場の発展を促すために開催した。多くの来場者の方々から高い評価と多数のお問い合わせをいただいた」という。
今回のテーマは「ペットと共にここちいい」。ペットと暮らすワンランク上の住空間を提案、ペットの飼い主やペット向け製品のメーカー、販売事業者にとって必見の企画となる。
アジア家具フォーラムによると「見本市を開催すること自体が目的ではなく、アジアとの交流をベースとして考えている。中国では介護など高齢者福祉サービスに関するマーケットの動きが活発になっており、日本のノウハウが求められている。ビジネスの出会いの場としてAFFを活用してほしい」という。
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