ニュース2019.07.24
ミラーやガラステーブルなどを製造販売しているアルテジャパンは、浴室や洗面所の鏡などにこびり付く水垢(みずあか)による汚れを防ぐ独自の加工法を開発、ミラーの付加価値を高めるとともに、水周りのインテリアデザインの可能性を広げる加工法として注目されている。
鏡などの白いうろこ状の水垢は、水道水の中に含まれているカルシウムやケイ素、マグネシウム等が原因といわれる。これらのミネラル成分が乾燥して結晶となって鏡などにこびり付くのが水垢の正体だ。専用のクレンザーを使うなど手入れに手間がかかり、劣化の原因になることもある。
同社の「アルテフロートコート加工」は、ガラスの表面にフッ素を化学吸着させる。これまで難しかったガラスへの化学吸着を独自の技術で実現した。これにより、水滴や汚れを密着させず表面に浮かせることができるため、簡単に拭き取ることができる。鏡に直接コートするため、フィルム製品より高い耐久性を持っている。
水まわりのデザインは、水垢を防ぐために、シンクとミラーの間隔を開け、タイル張りすることもある。アルテフロートコート加工は「汚れを気にせずミラーを大胆にデザインすることができる。インテリアコーディネーターの方々に、ぜひこの効果を実感していただきたい」と坂義臣社長。キッチンやトイレ内の飛まつ汚れ防止壁装材としてカラーガラスへの加工も勧めている。
加工費は1枚1万2000円(税抜)から。
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