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森林総研 「木の酒」実現に道筋 樹木原料、香りも残す

 木のテーブルで木の香りがするお酒を―。森林総合研究所はこのほど、世界初となる「木の酒」の製品化に道筋をつける技術を開発した。1200種類といわれる日本国内にある樹木それぞれ特有のバラエティーに富む香りを持つ酒が実現すれば、木の魅力のアピールと木製家具など木材製品の販促に役立ちそうだ。
 森林総研が開発したのは、化学処理や熱処理を行わずに、木材に食品用の酵素と酵母を加えてアルコール発酵する技術。…

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