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年頭所感 家具新聞社代表取締役 小田部亨 「森林文化」としての家具を世界へ

 明けましておめでとうございます。
 昨年のことですが、弊社は4月にイタリア・ミラノ市で開催される予定でしたミラノデザインウイークに合わせて「高齢化先進国 日本からのシニアライフ提案」という展示会をフォーリサローネのイベントとして開催する予定でした。
 会場はミラノ市内で250年の歴史を持つ介護施設で、今後3年間同じテーマで展示会を開催して世界に発信しようという壮大な計画として予定していました。
 結果は新型コロナウイルスによって断ち切れになってしまいました。
 しかし、弊社の活動を冷静に見ていてくれた人たちもいました。
 それらの人たちの手助けもあり、弊社は再び海外での展示会への出展に向かって動いています。
 テーマは「日本産木材の輸出促進」です。
 このテーマを、弊社は「日本の森林文化」を前面に打ち出す手法で表現しようとしています。
 日本の森林文化を代表するものとして家具があります。
 その他にも、彫刻や絵画、神社仏閣、民芸品など多くが森林から生まれた文化です。
 多くの国の人々に、まず日本の森林文化に触れていただき、そのバックグラウンドにある森林=木材を知ってもらおうと考えています。
 間もなく、「一般社団法人 日本産木材の輸出促進協議会(仮称)」を設立いたします。
 多くの関連事業組織・個人の参加を歓迎いたします。
 今年もよろしくお願い申し上げます。

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