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★【グッドデザイン賞】イトーキ、個室ブースなど8製品が受賞

アドセル
リネアチェア

 イトーキ(東京都中央区)は、2022年度グッドデザイン賞で8件を受賞し、このうち個室ブース「ADDCELL(アドセル)」と、オフィスチェア「LINEA(リネアチェア)」の2件がグッドデザイン・ベスト100に選出されたと発表した。
 「アドセル」は、床面を無くし、車椅子での利用を容易にしたユニバーサル対応のクローズドブース。床部材を除くことで強度面では不利になるが、フレーム全体で強度を確保しながらスリムな外周で軽快な印象を生み出していることなどが高く評価された。
 「リネアチェア」は、スチールパイプの構造の背座に張られたニット生地がハンモックのように体にフィットする座り心地を実現したオフィスチェア。
 ニット特有の伸縮性によって体と一体感を生みだしながら、耐久性の心配を感じさせない強度を備え、最新の技術とデザインが融合した美しいデザインが高く評価された。
 このほかのグッドデザイン賞6製品は次の通り。
 ◇Light Booth(ライトブース)=パーティションタイプの連増しできるWEB会議用ブース。
 ◇silta(シルタ)=最大6㍍で中間脚やビームを必要としない大型テーブル。美しい木の表情と圧倒的な存在感が評価された。
 ◇Olika(オリカチェア)=意匠・機能・価格のバランスを追求したミーティングチェア。座り心地の良さや高効率なネスティング機能などが評価された。
 ◇Copt(コプト)=多様な学習スタイルにフレキシブルに対応するパーソナルテーブル。組み合わせてグループワークや作業テーブルなどに対応できる点が評価された。
 ◇Common Furniture(コモンファニチャー)=工場用什器をオフィス空間に調和するよう再編集した家具シリーズ。工場用什器としての機能と強度を生かしつつ、オフィスで使いやすいカラーリングとサイズのバリエーションが特徴。用途の違う既存の開発製品を新たなブランディングの枠組みの中で再編集し、新規マーケットへのアプローチを行うことに成功した好例として評価された。同シリーズの詳細は製品ページ
 ◇iwasemi―HXα(イワセミHXα)=ガラスに貼れる透明吸音パネルで、ガラスの反響音を抑え、オフィスに会話しやすい空間を実現する。

シルタ
コモンファニチャー
イワセミHXα

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