ニュース2022.09.04
横浜港のシンボルとして親しまれている横浜マリンタワー(横浜市中区)が9月1日、リニューアルオープンした。高さ94㍍のタワーは開港100周年を記念して1961年に建てられ、観光施設としての展望台のほか、当時は世界一高い灯台として使われてきた。改修工事のため2019年4月から休館していた。
今回のリニューアルでは、タワー基部の建物2階にコミュニティラウンジが設けられ、カンディハウス(北海道旭川市)の製品展示コーナーが設けられた。このフロアは中央が円形の吹き向け空間で、ドーナツ状の回廊が取り巻く構造。その外周が4エリアに区切られ製品17点が展示されている。主な製品は次の通り。
◇ダイニングチェアーエリア=展示製品は鳥の翼をイメージしたWING LUX LDアームチェアーほか。
◇ハイスツール・ハイテーブルエリア=6月に発売されたハイスツール「KYU(キュウ)」ほか。
◇パーソナルチェアーエリア=北海道産のタモ材を使用し、背と座に厚革を張ったTACK LUXリビングイージーチェアーほか。
◇ベンチ・サイドテーブルエリア=ミヒャエル・シュナイダー氏デザインのテンダイニング(21)フラットベンチ215ほか。
来場者は展示品に触れ、座って製品を体験することができる。また各エリアには家具メーカーとしての地球環境への取り組みを紹介するパネルも展示されている。
同社では「産地・旭川での一貫生産による木質感と、手仕事の美しさが魅力の製品を体感してもらい、当社のものづくりに対する思いを伝えていく情報発信の場にしたい」としている。
2階フロアには展示スペースのほか、国内外からの観光客に対応する横浜シティガイドデスクやアートギャラリー、土産物店が設けられオープン初日から来場者でにぎわっていた。
このほかビル内には、ハワイのロコフードが人気のカジュアルレストランや結婚式場、飲食店舗などもリニューアルオープン。タワー最上階の展望フロアでは、みなとみらい地区や横浜ベイブリッジなどを見渡せる360度の景観が楽しめ、カンディハウスが製作した特注ベンチも設けられている。夜間は景色を見ながら映像作品が楽しめるメディアアートギャラリーとして夜間10時までの営業がスタートした。
詳細は横浜マリンタワー公式WEBサイト。
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