ニュース2022.04.21
在宅ワークの普及をはじめ、働く場所の多様化にどう柔軟に対応するのか―。それが「オルガテック東京」の見どころの一つでもある。特にこれまで、ホームユースを主な舞台として活躍してきたメーカーがどのような提案をするか注目される。ホームとオフィスの垣根がなくなろうとしている今、新たなマーケットに挑戦する各社の出展内容を紹介する。
カリモク家具は「Karimoku New Standard」「MAS」「石巻工房 by Karimoku」の3つのコレクションを通じて、実際の空間を想定したワークスペースを再現する。
2009年に立ち上がった「Karimoku New Standard」は、日本の広葉樹を活用し、国内外のデザイナーとのコラボレーションによるコンテンポラリーな家具を投入し続けている。
18年に発表した「MAS」は、日本の「升」をモチーフにヒノキをはじめとした国産針葉樹の白木の美しさが印象的なコレクション。
「石巻工房 by Karimoku」は、東日本大震災の復興活動をきっかけに立ち上がった石巻工房とのコラボレーションによる家具で構成されている。素材には端材や通常の家具には適さない木材を使っている。
カリモク家具によると「生活スタイルや働き方が多様化する中で、オフィスなどのワークスペースや公共空間でも時代のニーズに合う新しいカタチが求められている」という。ぬくもりを感じる木製家具への関心が高まっていることを背景として「培ってきた技術やノウハウを生かした、木製家具を用いて構想された新しいワークスペースを提案する」としている。
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