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★林業経営体強化シンポジウム 全国森林組合連合会、3月9―10日にオンラインで開催

 全国森林組合連合会は、林業経営体強化シンポジウムを3月9―10日の両日、オンラインで開催すると発表した。このシンポジウムは林野庁が進めている2020年度合板・製材・集成材国際競争力強化・輸出促進対策のうちの林業経営体強化対策事業として実施される。林業界における生産・流通・加工コスト削減のための取り組みを進め、原木の安定供給体制構築も含め、合板・製材・集成材など木材製品の国際競争力の強化を図るのが目的。
 内容と講師は次の通り。
 ◆3月9日(13時30分~17時)
 テーマは「循環型林業と販路拡大・強化を踏まえた森林経営プランナーの役割」。東京大学名誉教授・酒井秀夫氏による基調講演の後、酒井氏をコーディネーターとして、コメンテーターに京都大学准教授の長谷川尚史氏、パネラーに森林組合や林業事業体の経営者を迎え、20年度に創設された森林経営プランナーの役割を含め、今後の林業の課題について意見交換を行う。
 ◆3月10日(9時~12時)
 テーマは「木材輸出の現状と課題」。NPO法人・活木活木森ネットワーク理事長の遠藤日雄氏の基調講演の後、遠藤氏をコーディネーターとして、輸出に取り組む林業事業体や研究者をパネラーに迎え、将来的な国内需要の減少を見据えた国産材の販路拡大の手段としての木材や木材製品の輸出について、現状と今後の課題について意見交換を行う。
 ◇シンポジウムは参加費無料、事前申込制で全国森林組合連合会ホームページから参加申込書がダウンロードできる(3月3日締切り)。問い合わせは同連合会組織部林政・指導課(電話03・6700・4736)。

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