ニュース2019.11.06
フランスベッドは11月13日から始まるアジア・ファニシング・フェア(AFF)で業界初の除菌マットレスを披露する。マットレスの手入れは、洗ったり、布団のように干したりすることができないため、これまで除菌スプレーなどが使われていた。フランスベッドが開発したマットレス「Culiess(キュリエス)Ag」(商標登録出願中)は、繊維に含まれる銀イオンにより寝具自らが生地を除菌するという画期的な技術を採用している。衛生に気を使う子育て世代や、多忙な共働き世代を中心に需要が広がりそうだ。
繊維に銀イオン含有
除菌の意味は「菌を取り除く」こと。「殺菌」することも除菌に含まれるが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」をうたえないため、この表現が使われる。抗菌は、菌が住みにくい環境をあらかじめつくり「菌の増殖を抑制する」ことを意味する。殺菌や除菌のように、直接菌を殺したり取り除いたりする効果はない。
フランスベッドは、マットレスの除菌をしたいが手入れが負担という消費者の声を受けて、東洋紡と共同開発した除菌機能糸「AGliza(アグリーザ)」(商標登録済み)を採用したキュリエスAgを開発、8月1日にマットレス4種と寝装品3種を発売した。
キュリエスAgは、銀イオン結合でマットレス表生地を清潔に保つとともに、通気性に優れた「高密度連続スプリング」(商標登録済み)との組み合わせで湿気をため込まないのが特長。これまでの抗菌防臭加工や制菌加工よりも幅広い菌類に高い効果を発揮することや、時間の経過とともに菌が減少することから同社では「除菌」機能と定義している。
また、除菌機能糸アグリーザが脱落・劣化しない限り効果は持続するため、マットレスの寿命程度の期間は継続した効果を得ることができるとしている。
高密度連続スプリング
一方、マットレス内部に使われている高密度連続スプリングは、個々のスプリングを布で包むなどの加工を施していないため通気性に優れ、高温多湿の日本の気候に適した構造。一本の鋼線で編み上げられ、体圧を面全体で受け止めるため、部分的な落ち込みを軽減、耐久性も向上するという。
キュリエスAgは①しなやかな感触が特徴の「Ag―MH―055」②安定感のあるしなやかさの「Ag―PW―DLX」③ソフトタッチな好触感ウレタンフォームを使った「Ag―PW―SPL」④好触感ウレタンフォームをさらに投入した「Ag―PW―EXC」の4種で、それぞれシングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブルの4サイズが用意されている。
全タイプに高密度連続スプリングとアグリーザ糸を使用し、防ダニ、防臭、防菌機能を持たせているほか、②③④には同社の独自技術「プロ・ウォール」(商標登録済み)加工が施されている。マットレスの全周にウレタンの原料となる発泡液を流し込み、スプリングの一部に組み込ませることで、マットレスの端を強化し、表面に張りを与えるもの。マットレスの端に体重をかけても沈みこまないため有効面積が広がり、寝返りでベッドのどの部分に移動しても、寝姿勢を崩すことなく快適な睡眠を実現するという。
マットレスのほかにアグリーザ糸を使った高衛生寝装具として、ピロケース、マットレスカバー、ベッドパットの3製品が用意されている。希望小売価格はシングルサイズで税別6万~15万円。今後、ハウジングやホテル向け商品への導入も予定しており、キュリエスAgのラインナップ拡充を進め、2021年には生産マットレス全体の65%まで拡大していく計画だ。
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