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★現代の名工 KOMA・松岡氏のチェアが伊Aデザインアワード金賞

松岡氏がデザイン・製作してイタリアAデザインアワードの金賞を受賞した「tie chair」
天然の一枚板の形を生かした新作「ミズメのベンチ」。大小様々なサイズ、形状の鉋や刀など日本の手道具を駆使し、ひとつひとつ手作業で削り出して製作している

 現代の名工、松岡茂樹氏が代表を務めるKOMAはこのほど、松岡氏がデザインと製作を手掛けた「tie chair」がイタリアAデザインアワードの金賞を受賞したと発表した。英国のFX国際インテリアデザインのファイナリスト賞に続く2冠となる。
 「tie chair」は「夫婦が仲良くなれる椅子」をコンセプトにデザインされ「対面でも横並びでもなく、気が向いた時に向き合えるようなそんな自由な空間になれたらいいなと思いデザインした」と松岡氏はコメントしている。
 KOMAはこのほど、テーブルなどの新作も発表した。
 天然一枚板の形を生かして手作業のみで仕上げたもので「生活用品でありながら、芸術作品のような風格を持つ美しい家具」としている。

座面に切り株を使用した「Stump chair」。料理人が材料に合わせて調理するように、職人が切り株の形に合わせて一点一点フレームをデザインしている
天板に切り株を使用した「Stump table」。形も大きさも木目も色合いも全てが唯一無二の一点モノ

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