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日本家具産業振興会理事(カリモク家具相談役) 加藤 知成 前会長に聞く 「共存」の時代 ミッションの共有を バーチャル展示の導入を提案 家具の原点に立ち返ってコロナを乗り切る

 かとう・ともなり 慶応大学経済学部卒業後1962年日本碍子入社、65年カリモク家具販売入社、67年同取締役社長、2000年取締役会長、10年カリモク家具取締役相談役、日本家具産業振興会会長。04年11月藍綬褒賞受賞

日本家具産業振興会の創設から10年間にわたって会長を務めた加藤知成氏にこれまでの活動を振り返ってもらうとともに、今後の業界の進路と新体制への期待について聞いた。


■コロナが教えてくれたこと

――コロナ禍で業界は厳しい状況に置かれています。外出自粛期間中は、どのようなことを考えていたのでしょうか。
コロナが教えてくれたことは、自然と人との「共存」だと思います。聖徳太子の十七条憲法に…

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