ニュース2018.08.08
ジャパンディスプレイ(JDI、東京都港区、月﨑義幸社長)は、神谷コーポレーション湘南のフルハイトドアにIoT(モノのインターネット)機能を搭載したディスプレーを組み込んだ「FULL HEIGHT MILAOS(フルハイトミラオス)」を共同開発した。8月1日に開かれた同社の事業戦略発表会で発表した。
両社は、室内ドアが毎日の生活の動線上にあることに着目。ディスプレーを組み込み、IoTを搭載することでドアの情報端末化を実現した。
フルハイトミラオスは全面ミラーで覆われた近未来型デザインで、片面には最高級の本牛革が張られている。音声操作で鏡の一部がディスプレーとなり、天気やスケジュール情報が表示される。さらに内蔵カメラで撮影された画像が数秒遅れで鏡に映し出される「遅れ鏡」機能を搭載。確認しづらい後ろ姿のスタイリングをチェックすることができる。
今後、IoT家電との連携や人工知能(AI)の搭載といった、これまでのドアにはない機能を追加し、2019年度の一般販売を予定している。
会場には、神谷コーポレーション湘南の時価900万円のわに革のドアや自動ドアなどのプレミアム商品も展示された。
発表会ではJDIの常務執行役員、伊藤嘉明氏が登壇した。伊藤氏は2014年にハイアールアジアグループ代表取締役兼CMOを務め、水を使用しないオゾン洗濯機、スターウォーズのキャラクターであるR2―D2型移動式冷蔵庫など、世界初となる商品の企画開発を主導した。
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