ニュース2023.09.25
オフィスバスターズ(東京都中央区)は9月20日、同社が取扱っている中古オフィス家具の傾向や動向などを示す今年8月度の「中古オフィス家具指数」を発表した。全体的に製品単価は上がっており、販売数量も好調が続いているという。
調査は同社が8月に販売したチェア、デスク、書庫、ロッカー、テーブルの5製品の価格や販売数を前月と比較したもの。
それによると新品メーカーの値上げの波に中古市場も比例し全体的に単価が上がっている状況で、今後も資源高騰の影響で、さらなる値上げに踏み切るメーカーも出る可能性が高く、中古市場にも大きく影響が出そうだとしている。
販売数量は6月以降の好調が変わらず、法人の動きはコロナ禍前に戻っている。年末にかけてオフィスリニューアルや移転などの話が多いことから同社では年内はこうした動きが続くと見ている。
各製品の動きは次の通り。
◇チェア=販売価格が1019円上昇。アーロンチェアやエンボディチェアなどの高級ラインの販売数が増加中。一定数を占める個人需要も変わらず高い水準。
◇デスク=販売価格はマイナス280円のほぼ横ばい。フリーアドレスデスクの需要は増加傾向が続くが、単体デスクは下降傾向。
◇書庫=販売価格は94円上昇。単価・数量ともに好調で、扉の形状(両開き、引き戸、オープンなど)に関係なく高い需要が続いている。
◇ロッカー=販売価格はマイナス1962円と減少しているが、高単価なパーソナルロッカーがフリーアドレスデスクとセットで需要があり、これが定番化してきている。
◇テーブル=2523円上昇。ミーティングスペースを作る動きが活性化されており依然として需要は高い。
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