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★名古屋のラボオフィスをリニューアル オカムラ、顧客向け見学スタート

ラボオフィス「MENNOLU LABO」
仕事の内容に合わせて時間や場所を選んで働くABWを実践

 オカムラ(横浜市西区)は、中部地区の営業拠点となっている名古屋のラボオフィス「MENNOLU LABO(みのるらぼ)」をリニューアル、7月12日から顧客企業向けの見学を開始したと発表した。
 同社によるとMENNOLU LABOは、新しい働き方や環境を提案・実証するための従業員の実践の場として全国に展開し、見学可能なオフィスとして顧客企業に公開している。
 名古屋オフィスは2016年に開設され、今回は18年に続く2回目のリニューアル。オフィス面積は約1200平方㍍で従業員116人が所属している。
 今回のリニューアルは「つながる」をコンセプトに、従業員同士、個人とチーム、会社と地域、リアルとオンラインなど、さまざまな「つながる」を体現する場を目指す。会話や雑談、情報共有、共同作業ができる場として多様なコミュニケーションの形を実現するとしている。
 MENNOLU LABOについて同社では次の特徴をあげている。
 ◇ABW=オフィスに在籍する従業員の80%以上がフリーアドレスのため、その日の業務に必要な席を選んで働き、効率化を図るとともに、部門を越えたコミュニケーションを実現する。ワークブースでのオンライン会議など、仕事の内容に合わせて時間や場所を選んで働くABWを実践する。
 ◇コミュニケーション=エリアを区切らず緩やかに全体がつながる回廊性のある空間とし、会話や雑談などの気軽なコミュニケーションを誘発。デスクエンドや収納の上で簡易な打合せを行ったり、情報の集まる場でコミュニケーションをとることができる。
 ◇エンゲージメント=経営理念や取り組みを感じられるグラフィックをオフィスの各所に施したり、デジタルサイネージで表示。会社への愛着や一体感などのエンゲージメントを高める雰囲気をデザインしている。
 ◇レジマーシャル=オフィスに自宅のような雰囲気を取り入れたレイアウトや家具のスタイル「レジマーシャルデザイン」を取り入れている。ソファやカジュアルな家具を増やし、オフィスをよりアクティブな場所としてデザイン。ストレス軽減に加え、活発にオフィス内を動き回ることで積極的なコミュニケーションの促進を図る。
 ◇共創空間=オフィス内に併設されている「オープンイノベーションビオトープ〝キュー″)」も、壁面に地元産の美濃焼タイルを使用してリニューアルされた。これからの「はたらく」を考える共創イベントなどの催しが予定されている。
 MENNOLU LABOの所在地は名古屋市中村区名駅3―28―12、大名古屋ビルヂング14階。問い合わせは「お客様相談室(電話0120・81・9060)」。

全体がつながる回廊性のある空間
自宅のようにリラックスできるデザイン
共創空間「オープンイノベーションビオトープ〝キュー″)」

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