ニュース2022.01.12
福岡県大川市は1月12日、家具のある新しい暮らしを表現するWEB動画「ロボ家具」の放映を開始した。木工、家具産業の振興につなげる施策として製作されたもので、動画には動くソファが登場。家具とロボットがひとつになった未来の暮らしを提案している。
ロボ家具は、大川市の木工家具メーカー・丸庄と、福岡市のロボットメーカー・匠により製作された。
ソファを製作した丸庄では、内臓するロボットのスペースをなるべく小さくし、座面のクッション性の邪魔をしないよう設計。ロボットを覆い隠すだけでなく、座り心地と全体の見た目にこだわり、幕板をミリ単位で調整したという。
ソファに内蔵されたロボットは国産初の自動搬送ロボット「TiTra G」シリーズで、運ぶ品物を下から持ち上げて搬送を行う。床面に敷設した碁盤目状の二次元コードを目印に前進や旋回を自動で行い、ロボット制御システムを駆使した細かな指示も可能という。
大川市では「家具が動くことで、模様替えが楽になったり、子どもの遊び道具になったり、お年寄りの移動サポートになったりと、家具に新しい役割や価値が生まれる。単なるモノではなく『暮らしのパートナーとして存在する家具』というコンセプトで、ちょっと未来の家具の形を具現化した」としている。
動画公開を機に大川市では、世界に1台だけのロボ家具(ただしロボ抜き)が当たるツイッターフォロー&リツイートキャンペーンを開催する予定。詳細は特設サイトページhttps://www.okawa-kagu.net/robo/
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