ニュース2026.06.23
家具ブランド「CAGUUU(カグー)」を展開するCAGUUU(東京都港区)は、AR(拡張現実)グラスブランド「XREAL」とのコラボレーションを通じて、AR技術と家具を融合した新たな住空間の提案を推進。デジタル体験の高度化が進む中、家具が担う役割を単なる生活用品ではなく「体験価値を支える基盤」へと再定義する取り組みとして注目されている。
両社は「AR×家具」をテーマとした特設ページを公開。ARグラスによるマルチディスプレイ環境と、長時間利用しても快適に支えるチェアやソファを組み合わせることで、ワークスペースやリビングにおける新たなライフスタイルを提案している。
ワークシーンでは、物理的な大型モニターを必要としないAR空間と、CAGUUUのエルゴノミクスチェア「AXISU」を組み合わせることで、限られた住空間でも快適な作業環境を実現。リビングでは、映画鑑賞やゲームなどのエンターテインメント用途において、ソファによる快適性とAR体験の没入感を両立させる提案を行っている。
その取り組みの一環として、同社は6月17日から19日まで東京ビッグサイトで開催された「第6回 XR・メタバース総合展 夏」において、XREALブースの体験空間づくりパートナーとして参画した。
会場では、ARグラスを活用した映像体験に加え、ワークチェアやソファベッドなどCAGUUUの家具を配置。XR体験を「デバイス単体」ではなく、「空間全体の体験会」として提案する斬新な展示を行った。
会期中にはSNS投稿キャンペーンも実施され、多くの来場者がブースを訪問。ARと家具の親和性を体感できるブースとして注目を集めた。CAGUUUマーケティング・PR担当の熊谷笑美氏は「弊社の強みはサプライチェーンと直接連携し、数多くのサプライヤーと協業して家具を製造している点です。また、全ての企画やアイデアソースにおいて立案から実施までのスピード感も他社とは比べものにならないほど早いと自負しております。SNSの活用も特徴のひとつでSNS上でバズった製品をターゲットマーケティングし生産ロットをその後発注。特定のニーズに顧客を集中させることで、費用対効果の最大化や競合との差別化を細かにはかれるのは弊社の武器ではないか」という。
近年、リモートワークの定着や住空間の多機能化に伴い、「座る」「くつろぐ」といった従来価値に加え、テクノロジーとの融合による新たな付加価値創出が求められている傾向が顕著だ。今後ますますのAR・XR市場の拡大が見込まれる中、今回の協業は家具メーカーがデジタル体験の受け皿としてどのような価値を提供できるかを示す事例の一つといえそうだ。
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