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★【Meet up Furniture Asahikawa 2024】道産材の新樹種採用 カンディハウス

「SETTE(セッテ)」
「YON(ヨン)」

 カンディハウスは「FU1RE1RU」をテーマに「CondeHouse Style2024」を開催した。同社は7割を超えている北海道産材の利用を新作だけでなく従来シリーズにも広げ、ニレ、サクラ、タモ、カバなどの新樹種の活用を進めた。
 広葉樹の新樹種の採用に当たって同社は、出材のデータを集めた安定供給と強度の検証、強度に基づいた技術開発を進め、適材適所に材を選んで行った。
 新作は北海道産ニレを使った川上元美氏デザインのダイニングシリーズ「SETTE(セッテ)」、4種の樹種から選べるミヒャエル・シュナイダー氏デザインのダイニングラウンドテーブル「YON(ヨン)」を発表した。
 今年発売15周年を迎えた「WING LUX LD(ウイングラックスLD)」は、無垢天板のT字脚ソリッドテーブルや「クワイエットラグジュアリー」をテーマに開発した期間限定の塗装色を採用した渋めのブラックカラーのテーブルを披露して注目を集めた。
 吉野利幸氏が細部までこだわってデザインを行い、カンディハウスの高度な技術を駆使したパーソナルチェア「LAGOOSE(ラグース)」(今秋発売予定)が披露された。
 「セッテ」は、和を感じさせる建築的なデザイン。独創的な作りと背のS字曲線が印象的で、座った時の腰あたりも気持ちいい。肘と同じ高さのサイドテーブルを合わせて、横並びや互い違いなどさまざまな置き方ができる。
 「ヨン」は、独創的なデザインの貫が四方に伸びる脚を支え、足元に広いスペースを確保できるようになっている。
 ガチョウに由来する「ラグース」。「鳥の体が足によって地面から浮遊するように、家具も空間にふわっと乗っていてほしい」という吉野氏の思いが込められている。

「WING LUX LD(ウイングラックスLD)」
「LAGOOSE(ラグース)」

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