ニュース2021.11.05
シリコンバレーのベンチャー企業、AREVO(米国カリフォルニア州)は11月4日、世界初のカーボンファイバー製のカスタマイズ可能な家具ブランド「MISHIMA(ミシマ)」を立ち上げたと発表した。同社では第一弾商品として独自開発の複合材製造技術によるユニークな構造を実現したラウンジチェアを同日発売した。
新製品は、宙に浮いているような無重力に近いバランスを実現したデザインが特徴。体重を均等に分散させることで優れた快適性を実現したという。
素材や色が異なる三つのモデル(クラシック、リュクス、ペントハウス)が用意され、フレームやベース(底面にある金属製の円錐形の部分)を組み合わせて180通り以上のカスタマイズが可能。
カスタマイズについてはオンラインストア(https://mishima.studio/jp/)でシミュレーションしながら完成形を確かめることができ、さらにARを使って空間への設置イメージを確認することもできるという。
販売価格は▽クラシック(ラウンジチェア+オットマン5598㌦)▽リュクス(同6998㌦)▽ペントハウス(同9888㌦)となっている。
同社ではMISHIMAラウンジチェアについて、静岡県の三嶋大社にある源頼朝と北条政子が腰掛けたという石椅子にインスピレーションを受け、米国のデザイナー集団Branchがデザイン、さらにベトナムの職人技が融合して製品化されたとしている。
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