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★東京ならではの地産地消をサステナブルに実践  「Ao.」が無垢の藍染め家具・小物を展示

藍染めした家具・小物

 多摩産材を藍染めした家具や小物を展開する「Ao.」は7月15日から21日まで、オリジナルのデザインプロダクトなどを展示する「Life is Ao. ―東京でつくる意味 ―」を神田司町のイベントスペース&カフェ「手と花」で開催する。
 藍染め家具職人のアトリエをイメージした展示空間の中で、プロダクトの素材や製法だけでなく、 「Ao. 」がサステナブルに実践している東京での生き方、 働き方も紹介、期間中はオリジナルブレンドティーなどの限定メニューも提供する。
 「Ao.」は、環境に配慮したサステナブル・デザインを実践している。多摩地区で伐採された木をあきる野市で製材、 機械乾燥された材料を大田区にある工房で職人の手作業により加工・染色する地産地消によって、材料の移動コストを軽減。間伐材、 街路樹や私有地で特殊伐採された木材など市場に出回らずチップ化や廃棄されている良質な木材を積極的に活用し、湾曲した根元や主材料の端材などをつなぎ合わせ、 藍染めすることによって素材全体の表情を統一、 これまで家具に使用されなかった無垢材を有効活用している。
 藍染は、藍の発酵、 沈殿してできた液化染料を木材に直接塗布する藍錠(あいじょう)によるもので、藍染後に色移りなどを防ぐコーティング塗装を行っている。 「日本古来の染料である藍を使用することで、 土着的な雰囲気をまとった家具のデザインを目指した」という。
  「Ao.」は、東京産の無垢の木材を藍染めした天板、 テーブル、 椅子、 小物などを制作・販売するメードイントーキョーのデザインプロダクトブランド。anova designとKOKKOKとの共同プロジェクトとして2018年11月にスタートした。

【展示概要】
Life is Ao. ―東京でつくる意味―
会期:7月15日(木)~7月21日(水)
営業時間:午後2時~午後10時
7月15日(木)は16:00からオープニング
会場:手と花|TETOKA 東京都千代田区神田司2-16-8 .1F
電話 03・5577・5309
http://tetoka.jp

※同展示会は、 東京都心北東エリアで開催される芸術祭「東京ビエンナーレ2020/2021」と連携する「Life in Art Exhibition」(良品計画主催)の Life in Art Satellite Galleryの参加イベント。

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