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★介護現場の負担を軽減 枝久保、収納家具改善へクラウドファンディング

枝久保剛社長と父親
「収納ヘルパーさん」基本モデル。並べたり重ねても使える

 オーダー家具メーカーの枝久保(埼玉県越谷市)は1月9日、介護現場に寄り添うオーダー家具「収納ヘルパーさん」改善版の試作品制作のための基金を募るクラウドファンディングを2月14日まで行っていることを明らかにした。プロジェクトの目標金額は150万円。支援金で改善した試作品を今年夏ごろまでに製作するとしている。
 同社は1953年創業のオーダー家具メーカー。業務の中で介護現場が収納の問題を抱えていることを知り、実態を知るためにインターネットアンケートを行ったところ「中身が見えにくく整理しづらい」、「高い位置・低い位置の収納が便いづらい」、「扉や引き出しの開閉が重い」など150件を超える意見が集まったという。
 同社ではそれら意見やアイデア、体験談をもとに介護現場に寄り添うオーダー家具「収納ヘルパーさん」を開発した。基本モデルはオープン棚、引出し型、扉・戸型の3タイプで、物の場所を分かりやすくしたり、軽く押すだけでスムーズに開閉できるなどが特徴。
 開発のきっかけとなったのは、枝久保剛社長の父親(前社長84歳)が要介護となったこと。枝久保社長は「必要な物が見つからなかったり、置き場所が定まらず混乱するなど小さな困りごとの積み重ねで家族の心にも余裕がなくなっていく。こうした状況は、ほかの家庭でも起きているのでは」と考え、今回の取り組みをスタートしたという。
 詳細はオーダーメイド収納家具プロジェクトページ
 ◇以下は製品を検討する枝久保社長と父親

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