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★蔦屋書店が「内装の意匠登録」第1号 居心地のいい空間づくりを追求

意匠登録された蔦屋書店の内装。天井までの高さの書架に囲まれたロングテーブルのある内装
CCCが「本の小部屋」と呼ぶ、書架で囲まれた小部屋が連続する空間

 蔦屋書店などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京都渋谷区)はこのほど、今年4月1日に施行された改正意匠法で定められた「内装の意匠」の第1号に蔦屋書店の内装が登録されたことを明らかにした。
 CCCによると今回登録されたのは、天井までの高さの書架に囲まれたロングテーブルのある内装と、書架で囲まれた小部屋が連続する空間の意匠。
 これまでの意匠法では、保護の対象は品物に限られていたが、今回の改正により建築や内装のデザインも保護対象に加わった。
 CCCでは、2011年に開業した代官山の蔦屋書店などで「居心地のいい空間」づくりを追求、居心地を空間デザインに定着させるため工夫を重ねてきたという。今回の登録を受け同社では、今後も国際的な競争力のある空間デザインをつくり、成長につながるよう邁進していくとしている。

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