自私寸評

2019年11月6日付 自私寸評

 2022年問題がある。この年から、約800万人といわれる団塊の世代(1947年~49年生まれ)が75歳になり始める。そうなると総人口の約2割が後期高齢者になるという。消費のけん引役として日本経済を引っ張ってきた世代が、今度は膨らむ社会保障費の足かせとなる▼生涯未婚率が年々増加している。「一生結婚しないであろう人」の割合は20年には男性で25%、女性で15%を超えるだろうと推計されている。老人と単…

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