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イトーキ×インターオフィス 「i+」追加アイテム
最新ミーティングテーブル発表

(上)「i+」のオープニングレセプションに出席した(左から)寺田氏、イトーキ会長の山田匡通氏、岡安氏、安東氏(下)「i+」の新コレクション。幅3200㍉のテーブルが目を引いた

 イトーキとインターオフィスが昨年立ち上げたオフィス家具ブランド「i+(アイプラス)」の新作コレクションが1月24日から2月5日にかけて、東京・丸の内の「GOOD DESIGN Marunouchi」で披露された。空間への意識の高いクリエーティブワーカーらを対象にした同ブランドの第2弾で、ミーティングテーブル、カフェテーブル、パーティション、照明の4製品。インターオフィス社長で建築家・デザイナーの寺田尚樹氏、テキスタイルデザイナーの安東陽子氏、照明デザイナーの岡安泉氏が製作に携わり、前回発表した周辺アイテムから一歩踏み込むラインアップとなった。

「機能性」「安定性」を追求

 昨年1月に発表されたコレクション第1弾は、寺田氏がプロデュースとデザインを手掛けたホワイトボード、テレフォンスタンド、コートスタンドなど。これらの製品は、同年に「グッドデザイン賞ベスト100」を受賞した。
 今回の発表で最も目を引いたのは、寺田氏が設計したミーティングテーブル。幅3200㍉、奥行き1200㍉の大型天板の両端を、直径約25㍉のスチールパイプ製の脚が支えている。安定性は、JIS規格を上回るイトーキ独自の指標をクリアしているという。天板には電源コンセントが4個、オーダーでUSB端子に付け替えることも可能。配線を天板の中に通し、すっきりとした下部スペースを妨げないよう配慮されている。
 カフェテーブルは四角型と丸型の2種類。同一空間内に配置すれば統一性のあるコーディネートになる。
 安東氏がデザインしたパーティションはキャスター付きの可動型。パネルスクリーンに無縫製ファブリックを採用し、前面と側面で編み方に変化を持たせた。透過度を調整すれば、光を遮らずに向こう側にいる人が見えない設計となっている。
 岡安氏による照明(ステンレス製タスクライト)は、これまでイトーキが製造してきた照明機器のフレームサイズに収まる規格。シャープなシルエットでオフィス作業に必要とされる明るさ400~500ルクスを実現した。無段階調光機能も搭載している。

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