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【JAPAN FURNITURE SHOW 特設展示】東京ミッドタウン・ガーデンで青空展示 15社が自慢の家具を披露

ミッドタウン・ガーデンでの特設展示
デザイナーらによるトークセッション

 日本各地の家具ブランドの魅力を再発見し、その可能性を新しい視点で体感しようというエキシビジョン「JAPAN FURNITURE SHOW by IFFT 2025」が11月1日から9日まで都内各地で開かれている。
 主催した日本家具振興会では、これまでのIFFTのあり方を大きく転換し、メイン会場と各社のショールームを結んで広く一般にアピールするイベントを目指した。
 メイン会場の東京ミッドタウン(東京都港区)では1日と2日、家具メーカー15社が製品を出展。家具の展示会としては珍しい屋外展示で、空間を彩るインスタレーションがミッドタウン・ガーデンを舞台に展開された。
 (東京ミッドタウンでのインスタレーションの模様はWEB家具新聞連載ページ)。
 ミッドタウン・ガーデンではこのほか「日本の家具」をテーマとした3つのトークセッションが行われた。
 セッション1は、倉本仁氏をファシリテーターに川上元美、深澤直人、芦沢啓治のプロダクトデザイナー3氏が「日本の家具を創るデザイン」。
 セッション2は、ザ・コンランショップの創業者テレンス・コンラン氏の孫で、昨年、奈良県東吉野村に移住したデザイナーのフェリックス・コンラン氏が「日本の家具を生かす素材と取り組み」について語った。
 またセッション3では、カリモク家具、カンディハウス、飛騨産業の3社が登壇。「世界に広げる日本の家具」をテーマに、日本の家具が持つ可能性をグローバルな視点で訴えた。
 このほかイトーキ、ドリームベッド、平田椅子製作所、マルイチ、フランスベッド、日本ベッドの6社は都内の各社ショールームでの展示で参加している。

トークセッションに臨む(左から)倉本仁、川上元美、深澤直人、芦沢啓治の各氏
フェリックス・コンラン氏
「日本の家具の解剖」と題する素材やパーツの展示

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