ニュース2025.08.12
一般社団法人ナレッジキャピタル(大阪市北区)は8月8日、スマートフォンを置くだけで充電できる機能を付加した無垢材の大型テーブルを飛驒産業とエレクトロンヴェクシーが共同開発したと発表した。開発されたのは最大14台の充電が同時に可能な長さ5㍍の無垢材テーブル。
これまでワイヤレス充電器付きのテーブル天板は樹脂製が主だったが、今回、木の風合い豊かな無垢の天板で、通常の充電ケーブルと同等の速度で充電できる国内初のワイヤレス電力伝送モデルという。
開発は研究者やクリエイターらの知的創造・交流の場づくりを目指すナレッジキャピタルのショールームに出店している飛驒産業と、ナレッジサロン会員でワイヤレス電力伝送技術を用いた装置の製造販売を行っているエレクトロンヴェクシーが共同で実現した。
エレクトロンヴェクシーは充電モジュールの新たな用途開発として、飛驒産業は同社が持つ木材圧縮技術を応用して取り組み、新モデルの誕生につながった。
テーブルは、このほどナレッジキャピタルが運営するカフェラボ(大阪市北区大深町3―1、グランフロント大阪北館1階)に3台が導入された。
ナレッジキャピタルでは今後、ラグジュアリーホテルなどでの採用が期待されるとしている。
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