ニュース2024.10.24
井上企画(福岡県大川市)は10月22日、3Dプリントのパーツと木製フレームを組み合わせる家具製造の新技術を10月29日から幕張メッセで開かれるサステナブルマテリアル展に出展すると発表した。
同社によると、この技術は木製家具製造時に排出される廃材を木粉ペレット(WPC)化して、立体や曲線などの製造が得意な3Dプリントで座面、背もたれを製造。木製フレームと組み合わせて製品化する。
同社では、家具メーカーのモリタインテリア工業(福岡県三潴郡大木町)と共同で、モリタインテリア工業のダイニングチェア「コロチェア」をモデルとした「Corono(コロノ)チェア」プロジェクトに取り組んでいる。
木材フレームと3Dプリントパーツには、どちらもケヤキ材を使用しているため、組み合わせた時に色のバランスが良く、造形上の工夫により座面や背もたれの硬さなどを調整することも可能という。
井上企画では、3Dプリントを活用すれば、さまざまなパーツを製造できるようになり、加工や製品の幅を広げて家具業界に新しい価値を提供することができるとしている。
サステナブルマテリアル展は10月29日~31日、幕張メッセ(千葉市美浜区)。井上企画のブースは第8ホール44―12。
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