ニュース2023.09.02
物流倉庫の不動産事業を展開するイーソーコ(東京都港区)は8月28日、同社グループが家具のスペースプランニング事業に進出すると発表した。倉庫リノベーションでの内装や家具の提案を行い、オーナーから借り上げるマスターリース物件の提案力向上を図るという。
同社グループでは新会社、アルテスペース(東京都港区、資本金1400万円)をグループ各社の出資で8月に設立した。
新会社では家具の仕入れ販売を行うほか、EC(電子商取引)販売サイトを立ち上げ、全国各地の工芸品やSDGsに特化した商品販売、インテリアコーディネート、家具・家電・インテリアアクセサリーの卸売りなどによって収益を積み上げる計画。
社長に就任した千葉竜哉氏は、匠大塚出身で家具メーカーとのつながりが深い上、デザインの3次元シミュレーション提案などのITスキルがあるという。
イーソーコグループが新事業に取り組む背景には、自動車運転業務の年間時間外労働時間を制限する「2024年問題」を控え、物流業界が経営改革に迫られていることがあり、中小の物流会社が物流の強みを生かしながら不動産などの収益を得られるよう、倉庫の物件仲介や改修後の家具選定までをワンストップで提案できる体制を構築することにより、物流倉庫の利益最大化と業務効率化の支援を進めていくとしている。
アルテスペースは、港区芝浦1―13―10、第3東運ビル8階。電話050―1807―9903。詳細はhttps://artespace.jp/
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