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【飛騨の家具フェスティバル】攻める飛騨 アフターコロナへ始動 メイン会場も3年ぶり復活

3年ぶりにメイン会場が復活した飛騨の家具フェスティバル

 飛騨の家具フェスティバルが10月22日から26日までの5日間、3年ぶりに復活したメイン会場の飛騨・世界生活文化センター(岐阜県高山市)を中心に高山・飛騨両市内の各社ショールームで開催された。
 飛騨デザイン憲章第1条「自然との共生~森に生かされ、森を活(い)かす」をテーマに、家具製造の工程から「仮留め」された約400本の板材がテーマブースに登場、来場者が木に座りながら、森とのつながりを五感で感じられる仕掛けになっていた。
 ディレクションは、飛騨の広葉樹活用事業を展開する「飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)」。設計は建築家・矢萩智氏(SYA主宰)と隈研吾建築都市設計事務所に所属する建築家のシプキン・パベル、マルティノーリオ・マルタ両氏による「Kami Kami architects」が担当した。
 同センターでは2日間にわたってトークショーが催され、地域資源の活用などをテーマにするなど、アフターコロナの飛騨家具の「攻めの姿勢」を明確にした。
 各社のショールームは、土曜日に公開がスタートされたこともあって、多くの一般客が訪れた。イベント開催やライフスタイルでブース分けするなど集客や見せ方に工夫を凝らしていた。

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