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★米ミッドセンチュリーの代表作を復活 ハーマンミラージャパン「ネルソンココナッツラウンジチェア」

日本庭園を臨むホールに置かれたネルソンココナッツチェア
落ち着いた雰囲気のロビーで

 ハーマンミラージャパン(東京都千代田区)は9月14日、米国ミッドセンチュリー家具の代表作となる「ネルソンココナッツラウンジチェア」をファイバーグラス製からサステナブルな素材のポリマー製に変えた新製品の受注を開始すると発表した。
 同社によると、この製品は米国のデザイナー、ジョージ・マルハウザー氏が1956年に発表したラウンジチェアで、曲線が特徴的な外観は、ココナッツを8等分した、その一片のようなフォルムにより「ココナッツチェア」と名付けられた。背もたれの部分が両サイドより少し長く設計されていて、快適な座り心地をもたらすという。
 今回、シェル(一体型の背座)の素材をポリマーに変えたほか、張地を黒革だけでなく、ファブリックを加えた。価格は45万5000円から(税別)。
 ◆写真は、国際文化会館(東京都港区)に置かれたネルソンココナッツラウンジチェア。ゆったりとしたフォルムが日本有数のモダニズム建築に馴染む。

檜の窓枠が特徴的な会議室に置かれたココナッツチェアとネルソンペデスタルテーブル

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