ニュース2020.11.12
アルフレックスジャパン(東京都渋谷区)は11月11日、リビング・ダイニング家具の新製品を発売したと発表した。今回の新製品は、ミラノを拠点に活躍するデザイナー、セルジオ・ブリオスキ氏によるソファ「CASTELLO(カステッロ)」をはじめ、同じくミラノ在住のデザイナー、大城健作氏によるラウンジチェア「ELSA(エルザ)」など国際的に活躍するデザイナーを起用した新製品8点と、新たに追加された3点の計11点。同社では新たな生活様式と価値観に対応するものとしている。
同社が発表した新製品は次の通り。
◆CASTELLO=セルジオ・ブリオスキ氏デザインのソファ。イタリア語で「城」を意味する名称の威風堂々とした佇まいが特徴。シート幅は85㌢と97㌢の2タイプ。アーム幅もクラシックな印象のナローアームと、量感のあるワイドアームの2種が用意されている。シート内部は硬さや性質の異なるウレタンとマイクロファイバーを積層。着座時の心地よさを検証し、柔らかさと安定感の理想的なバランスを追求したという。サイズは、幅3030㍉と3630㍉の2種。ともに奥行き1150㍉、高さ700㍉、座高420㍉は共通。
◆CASTELLOリビングテーブル=同シリーズのソファと組み合わせた際に最も美しく見えるサイズに設定。見る角度によって表情を変えるブレード形状の格子、わずかに立ち上がりをつけた天板など工芸的な美しさでソファを彩る。4つのサイズのコーヒーテーブルと、ソファのコーナーに配置できるコンソールテーブルがある。
◆ELSA=大城健作氏デザインのラウンジチェア。複雑な曲面に沿って張り込まれたレザーの美しさと立体感のあるフォルムが特徴。レザー張り特有のすべりやすさや硬さを感じにくいフィット感のある座り心地を実現したという。本体外側は超硬質モールドウレタン、内側は軟質モールドウレタンで構成されている。サイズは幅860×奥行き855×高さ815㍉、座高は360㍉。
◆テーブル「DRICO(ドリコ)」・チェア「NINA(ニーナ)」=ミラノ在住のデザイナー、キアラ・アンドレアッティ氏のデザイン。
DRICOは古代ギリシャの神殿柱をモチーフとした脚部が特徴。石英岩の天板との組み合わせで重厚感を演出している。長方形3サイズ、円形2サイズを展開。
NINAは、優しく抱かれるような座り心地が特徴というチェア。数種類のウレタンを重ねて厚みを出した背は弾力と深いストロークを感じさせる。
◆テーブル「IENA(イエナ)」・チェア「LYS(リース)」=パリを拠点に活躍するデザイナー、パトリック・ノルゲ氏のデザイン。
IENAは、幅260㌢の天板で揺れを抑えたアルミダイキャスト製の脚部がしなやかなテーパードラインを描く、質実剛健でエレガントさを備えたデザインが特徴。天板は、木質またはセラミックから選べる。
LYSは、百合の花をモチーフにした優雅で量感のあるデザイン。背、アーム、座はモールドウレタン、脚部はアルミダイキャストで、大き目の馬蹄形の背が心地よく背中を支える。
◆スツール「BOCCONE(ボッコーネ)」=高密度のウレタンを使用し、型崩れしにくく程よい弾力のある快適な掛け心地が特徴。高さ36㌢、46㌢、56㌢の3サイズ。
製品の詳細は https://www.arflex.co.jp/topics/newmodel2020/
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