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家具新聞・国産家具特集2019 IFFT/インテリア ライフスタイル リビング出展 7社紹介

国産家具マーク国内
国産家具マーク海外

ピックアップ
 「IFFT/インテリア・ライフスタイル・リビング」は、「安全・安心・環境」に配慮した国産家具、あるいは国産家具認定事業者が作る製品の品質の高さを会場で実際に確認できる絶好の機会となる。出展する企業の国産家具製品をピックアップして紹介する。

対象は国内で生産した家具

「国産家具マーク」とは 日本家具産業振興会が使用を許可するマーク。認定の基準は①原材料を除き、ものづくりの一切を日本国内で実施②地震への備えなど強度・安定性を確認③ホルムアルデヒドなどシックハウス対策をしている④修理に応じている(消費者保護)⑤合法木材(違法伐採ではない木材)を使っていること⑥デザインなど知的財産権を侵害していない。
 これらの基準をクリアした製品を作るメーカーなどを国産家具表示事業者として認定し、対象製品に国産家具マークの表示を許可している。



ナガノインテリア工業
フックを自在に調整


 コートハンガー「kiki」は、囲炉裏の中央に吊られている火かげん調節用の自在鈎(じざいかぎ)をヒントに考案された。掛けるコートやかばんのサイズ、数に応じてフックの位置や本数を手軽にカスタマイズできるのが特長。部屋やインテリアに合わせてビーチ、レッドオーク、ブラックチェリーなど5つの樹種から選べる。



カンディハウス
繊細なラインの魅力


 出会った時に心にとまり、触れると心引かれ、使うほどに手放せなくなる―そんな家具を目指したという倉本仁氏デザインの「EIGHT(エイト)ダイニングアームチェアー」。心地よい厚みのシェルを北海道産ナラ材のフレームでつなぎとめた構造で、どっしりとした存在感のテーブル「ONE」とともに発表される。



大雪木工
道産ハンの木を使用


 モノづくりを続けるために大切なコトを探求する「大雪の大切プロジェクト」から生まれた北海道産ハンの木を使用した「TPシリーズ」に、スタッキングスツールが仲間入りした。ハンの木の特長である「軽さ」を生かし、4台まで重ねて保管できる。座面はタフな板座と、座りごこちの良い布座の2タイプが用意されている。



ヒラシマ
多様なシーンを演出


 円柱形の美しさと軽快感を、羽毛のやわらかさで実現した「TIPO Sofa(ティーポソファー)」は、シンプルな木部構造とクッションのボリューム感が特長。通常のソファーとしての使い方以外にも、LDシーンとしてダイニングも兼ねた使い方や、脚を取り外すことで、ロータイプソファーとしてのくつろぎ感を楽しめる。



小島工芸
世界に一台だけの机


 主材に奈良県吉野産のヒノキ集成材を使用した「日本の机 ポライト」。付属するヒノキ製のペントレーやタブレットスタンドに名前や贈り主のメッセージなどを彫刻できる「世界に一台だけの特別な机」が特徴。子どもの成長後は机を、思い出や感謝のメッセージを彫ったスマホスタンドにリメイクするサービスも用意されている。



匠工芸
森と向き合う職人技


 大雪山系など美しい山並みに囲まれる旭川で、森と木と向き合う職人の手技と先進の機械加工による「yamanami」シリーズ。身体に優しくなじむように無垢材を削り出すことで生まれる有機的なフォルムが特長。新作のロープチェアは、オーク材のシンプルな構造体に張られた紐(ひも)と腰革、座面の張り地で構成されている。



メーベルトーコー
使い込むほど味わい


 「WAO」は、本体エッジやドア、引き出し内部までEZO ASH(エゾアッシュ)の無垢材を使用したチェスト、サイドボード、TVボードのシリーズ。本体は天然木化粧合板の表面にエゾアッシュの厚杢突板を用いた表情豊かな木目が特長。取っ手にはサドルレザーを使用、使い込むほどに馴染み、飴色へと変化する味わいも。

kiki
EIGHTダイニングアームチェアー
スタッキングスツール

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