ニュース2019.09.18
飛騨産業は、節入り国産広葉樹を使った「風のうた」をショールームで披露した。同社はこれまで国産針葉樹の圧縮材を使った製品開発を進めてきたが、国産広葉樹を本格的に利用するのは初めて。
北海道の節入りナラ材を主材として北海道工場で生産したダイニングやリビング、シェルフ、AVキャビネットなどのラインナップをそろえている。節入り国産ナラ材の調達について営業企画室の森野敦室長は「乾燥材の調達に苦労しているが、これまで使われていなかった節入りナラ材を使い続ければ、材が安定的に出てくるようになる」とみている。
披露されたダイニングは、輸入されたホワイトオークとは異なる、国産ナラ材のやわらかな節の風合いを生かしていた。
プロダクトデザイナーの清水慶太氏と初めてコラボレーションしたダイニングチェア「tsubura(つぶら)」も披露された。シンプルなデザインながらコントラクト・ユースも想定した多くの機能を備えている。
例えばスタッキングは4脚まで可能。背もたれは手がけしやすく、楽に引き出し、持ち上げできる。前脚の幅は後脚よりも狭くとられ、狭いところでも楽に出入りできる。背もたれから続く「ちょい肘」をテーブルにかけて床掃除をすることもできる。
名前の「tsubura」は、農村で働く母親が家事や畑仕事をする際に、幼い子どもを入れて育てた丸い籠「つぶら」と、円形座面にちなんだ「円(つぶ)ら」に由来している。
家具インテリアR&R協議会 岡田会長が退任 後任に加藤信副会長を選出
ニュース2025.10.31
業界あげて資源循環の取り組み加速へ 家具インテリアR&R協議会が第5回全体会議
ニュース2025.10.31
★ローランド、カリモク家具と新作デジタルピアノ 天然木生かした家具仕上げ
ニュース2025.10.29
★天板下に収納スペース ユアサプライムス、シェルフ付き2WAYこたつ発売
ニュース2025.10.27
★高級銘木の特別仕様チェア モノクラシック、SEVEN STYLEで限定販売
ニュース2025.10.26
【8月の家具貿易】輸出は前年比1・1%増加、輸入は5・7%減
ニュース2025.10.23
★長く使い続けられる家具 新和「stiiilll」にグッドデザイン賞
ニュース2025.10.21
【日本木工機械展2025】最先端の木材加工技術が一堂に 170社・団体が出展
ニュース2025.10.20