ニュース2019.07.03
小島工芸「ポライト」
世界に一台の特別机
「もの」から「こと」へ
小島工芸は5月15、16の両日、東京都江戸川区の本社ショールームで2020年シーズン向けの新作「日本の机 ポライト」の発表会を開催した。発表会では学習机のほか、子供から大人まで利用できる天然木のシステムベッドなども紹介された。
同社によるとポライトは『「もの」から「こと」へ』をテーマに、少子化により縮小傾向にある学習机市場に一石を投じ、日本ならではの文化を守っていきたいと開発された。
主材に奈良県吉野産のヒノキ集成材を使用、その他の木質資材や塗料、接着剤にはユーザーの健康に配慮したF4グレード材料のみを使用しているという。
「もの」から「こと」への思いは、机に付属しているヒノキ製ペントレーに名前を彫刻したり、机上に置くタブレットスタンドの背面に「入学おめでとう、おじいちゃんより」といったメッセージを20文字まで入れることが出来る「世界に一台だけの特別な机」が特徴。
さらに、子供が成長して役割を終えた時、同社に机を送るとスマホスタンドにリメイクされ、これにも思い出や感謝のメッセージを入れることができるというサービスが用意されている。
製品の仕様は、デスク幅900と1000㍉の二サイズで、奥行と高さはともに500×740㍉。引き出しのワゴン、本棚、デスクマットが付属している。色はチェリーナチュラルとウォールモカの二種。
ステップベッドも発表
机とともに組み合わせて利用できるシステムベッドの新製品「ステップベッド・マイスター」も今回披露された。従来のはしご段から、より安全に昇降しやすい階段状のステップに変わった。部屋の間取りに合わせてステップの取り付け位置が変えられるほか、ステップの下3段はチェストとして衣類などが収納できる。
ベッドの高さは1540㍉で、下に机を置いて省スペースな学習スペースとしたり、ベッド枠を上下に分割し、オプションすのこを買い足すことにより二台のシングルベッドとしても利用できる。
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