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ワールド・ウッド・デイ(世界木材の日) 20年に日本初開催 東京オリ・パラ契機に〝発信〟

 木材産業団体の要望活動を行っている木の総合文化・ウッドレガシー推進協議会は、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年の国際森林デーに合わせて、国際木文化学会(IWCS)、ワールド・ウッド・デイ基金会(WWDF)と共催で「ワールド・ウッド・デイ(世界木材の日)」イベントを日本で初めて開催する。
 同イベントは13年に始まり、IWCSが主催して米国をはじめ世界各国で開催されている。今年はカンボジアで開催された。ウッドレガシー推進協議会の原口博光会長は「五輪を契機に日本の木の文化を世界発信するために招致した」と開催に向けて準備を進めている。
 国連は毎年3月21日を、自然環境の重要性を啓発する「国際森林デー」と定めている。同推進協議会は、20年3月17日から19日まで東京都大田区の東京流通センター(TRC)、20日から22日まで東京都文京区の文京シビックセンターでイベントを開催する。
 木材、建具など同推進協議会に加盟している木材産業団体による展示会が開催されるほか、シンポジウムやコンサート、木育、植樹、民族・伝統技術のワークショップなど多彩なプログラムが予定されている。

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