ニュース2018.07.04
カリモク家具は7月19日まで、全国10カ所の同社ショールームで新作発表会を順次開催している。「もっと楽しむマイスタイル」をテーマに掲げ、顧客ニーズの多様化に対応した革や布などの張り地、塗装や樹種などのカスタムオーダーをより充実させた。
 新作は、今年のミラノデザインウィークで海外にお披露目したハイエンドモデル「KUNST(クンスト)」をはじめ、4段昇降できるLDテーブルやテレビの壁掛け機能を備えたテレビボードなど、独自の技術と発想で開発した。
 注目されるのはコントラクト部門が提案したオフィス家具ブランド「feel office」。ワーキングスタイルの変化に対応して、木製家具のぬくもりやリラックス効果を活用し、同社の女性スタッフの意見も聞きながら心地よいスペースを提案した。コントラクト営業部部長の鈴木稔氏は、展示の狙いについて「オフィスがホームに、ホームがオフィスに、オフィスと在宅テレワークの双方での働き方を考えて提案している」と話した。
①ホームユースの家具を使った「feel office」のミーティングスペース  時にはコーヒーを飲みながらアイデアを出し合う。リラックスしながら仕事できる床座スタイルも提案した。
②「feel office」で発表されたベンチスタイルのソファ「dora dora」 背板やコーヒーテーブル、プランターテーブルを好きな位置に取り付けられる。デザインは建築家ユニットのクライン・ダイサム・アーキテクツ。
③脚の角度を変えて4段階の昇降ができる機能を備えたLDテーブル 子どもの学習も想定している。椅子は荷重をソフトに受け止めるネット構造。背にしなりを持たせ、高さも調整できる。携帯の充電に配慮したテレビボード、ノートパソコンを収納できるキャビネットなど、機能性をシンプルなデザインにまとめている。
④工事せずに壁掛けができるテレビボード「SPOON(スプーン)」 ボード本体と切り離して単体でもテレビをセッティングできる。ビンテージ感のあるデザイン。ガラス扉の位置を変えられ、背面は配線に細やかに配慮している。
⑤使い込むほどに味わいを増すコーデュロイ素材「コーデ」を使ってシンプルながらビンテージ感を醸し出したソファ ほかにもイタリアンレザーのような大判づかいができる「ソフトグレイン」を展示した。銀層を残し、厚さ1・7㍉のボリューム感を出した新しい天然皮革。型押しながらソフトな手触りと風合いを持っている。
〈注〉写真は全て6月13、14日に開催された新横浜ショールームの展示
★高級仏壇「TEN」発売 はせがわ、カンディハウスと共同開発
ニュース2025.11.04
家具インテリアR&R協議会 岡田会長が退任 後任に加藤信副会長を選出
ニュース2025.10.31
業界あげて資源循環の取り組み加速へ 家具インテリアR&R協議会が第5回全体会議
ニュース2025.10.31
★ローランド、カリモク家具と新作デジタルピアノ 天然木生かした家具仕上げ
ニュース2025.10.29
★天板下に収納スペース ユアサプライムス、シェルフ付き2WAYこたつ発売
ニュース2025.10.27
★高級銘木の特別仕様チェア モノクラシック、SEVEN STYLEで限定販売
ニュース2025.10.26
【8月の家具貿易】輸出は前年比1・1%増加、輸入は5・7%減
ニュース2025.10.23
★長く使い続けられる家具 新和「stiiilll」にグッドデザイン賞
ニュース2025.10.21
【日本木工機械展2025】最先端の木材加工技術が一堂に 170社・団体が出展
ニュース2025.10.20