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★セラミック天板用新複合素材 大日化成工業、家具・キッチンメーカー向けに販売開始

NECELAによるテーブルのイメージ
NECELAの小口撮影画像。上板はセラミックタイル8㍉、下板はガラス12㍉

 人工大理石など石材加工メーカー、大日化成工業(東京都杉並区)は6月20日、セラミックとガラスの複合素材「NECELA(ネセラ)」を日本で初めて開発し、販売を開始すると発表した。テーブルやキッチン、洗面設備などの天板を薄く浮遊感のあるデザインにする画期的な素材という。
 同社によると、セラミックは反りや割れを防止するため、これまで厚めの裏打ちが必要だったが、接着剤メーカーと共同開発した特殊な接着剤により、耐久性に優れた複合素材を実現した。セラミック表面材は各メーカーの色柄を選択でき、ミリ単位でサイズや形をオーダーできる。
 NECELAの販売先として、オーダーキッチンや洗面、オーダー家具を設計・販売しているメーカーやインテリア関連商社を想定しているという。
 同社では7月19―20日に東京ビッグサイトで開催されるリフォーム産業フェア2023にNECELAを出展。19日11時15分からのキッチンワールド内セミナーで使用方法や設計についての説明を予定している。
 製品に関する問い合わせは同社ネットサイト

カウンターのイメージ
NECELA実物板のサンプル
NECELAの天板サンプル

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