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★自国製品前面にベトナムで新たに家具見本市  来春、アジア見本市の幕開けに 日本企業の窓口も設ける

HAWA Expoが開催されるベトナム・ホーチミン市の「サイゴン・エキシビション&コンベンションセンター(SECC)」(SECCサイトの動画より)

 新型コロナウイルスの規制や行動制限が解除される中で、世界の家具見本市はようやく平常通りのスケジュールを取り戻しつつある。毎年春に集中して開催されるアジア各国の家具見本市も予定されている。その中で新たにベトナムで、同国政府がバックアップする本格的な家具見本市「Hawa Expo 2023」が来年2月22日から25日の4日間、ホーチミン市のサイゴン・エキシビション&コンベンションセンター(SECC)で開催される。
 毎年春は、アジアの家具見本市が相次いで開催される。3月にはマレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、中国と家具見本市が相次いで開催され、バイヤーにとってアジアのマーケットで活発にビジネスを展開する季節となる。
 2月25日から開催されるホーチミン輸出家具フェア「Hawa Expo」は、その口火を切る見本市となる。ベトナム国内企業とその製品に特化して出展企業を募り、交流会や工場見学までサポートする。経済成長著しいベトナム企業との新たなパートナーシップを築く大きなチャンスとなる。
 出展は約160社(1600ブース)で約1万5000人の来場を見込んでいる。屋内家具、屋外家具、コントラクト家具、木材雑貨製品、住宅、住宅関連資材などが出展される予定。
 主催はHAWA(Handicraft and Wood Industry Association)。日本語名は「手工芸および木材産業協会(ホーチミン家具協会)」。
 ベトナムの産業貿易省と農業農村開発省の承認の下でホーチミン市産業貿易局の協力を得るとともに、ビンズオン省家具協会(BIFA)、ドンナイ省家具協会(DOWA)、ビンディン省家具協会(FPA)といった主要な経済圏の家具団体とベトナム木材協会(VIFOREST)が協力している。
 また、日本企業のサポート窓口を日系卸売会社のKURASHICOが担当しており、現地での商談から工場見学までサポートする。

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