ニュース2022.10.01
カリモク家具(愛知県知多郡東浦町)は、北海道産木材を使用した家具の企画展示を10月15日から来年3月31日まで同社札幌ショールームで開催すると発表した。北海道産ナラ材の家具を展示し、広葉樹林の環境保全のために地産地消による経済循環を応援するとしている。
同社では「環る(めぐる)」をテーマに、国産木材の活用と地域社会との協業を目指し、その第一弾として地域の人が北海道産木材ナラの魅力を家具で身近に感じる機会創出を考えたという。
展示されるのは北海道産ナラ材を使用した限定モデルで、ダイニングチェア「CF50059504」(幅47×奥行き53・5×高さ91㌢、座高42・5㌢、税込み価格5万3020円~)など。
ナラは、堅く耐久性があり、雄大な樹形を形成するため導管が太く、木目がくっきりと現れるのが特徴で、古くから建築や家具材として重用されてきた。特に「虎斑」と呼ばれる杢(もく)の風格は、長く使い込むことのできる安心感を与えてくれるという。
その一方で、ナラのような広葉樹は多種・少量に生育していることから工業的な生産利用が難しいため家具用材としては不向きとされ、チップやパルプ用材、薪などに利用され、林業への貢献度が低いのが現状。
同社では、広葉樹の家具用材としてのフェアートレードにより林業への貢献を図り、森林に人の手が入ることによる生態系の循環を促すとしている。
今回展示される限定モデルには北海道の森林で産出された木材を用いて道内で製材または加工された製品に付けられる「HOKKAIDO WOOD」の認証マークが付けられている。
カリモク家具札幌ショールームは、札幌市中央区北1条東4―1―1、サッポロファクトリー1条館、電話011・252・0081。
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