ニュース2022.03.19
製材・加工の岡崎製材(愛知県岡崎市)は3月18日、無垢材の端材を活用した生活雑貨「オリジナルカッティングボード」と「ふっくらスツール」を大手化粧品・健康食品メーカー、ファンケル(横浜市中区)と共同で開発、同日からファンケルオンラインで販売を開始したと発表した。
発売された2製品は、家具・建材・テーブルなどを製造する過程で発生する端材から製作され、春を彩るさくら色(チェリーブラウン)を中心とした温かみが特徴という。
オリジナルカッティングボードは、パンや果物を切ってそのまま食卓に並べられる、おしゃれなまな板。角を削り丸く仕上げている。小サイズ(180×140㍉、1980円)と大サイズ(280×180㍉、2980円)の2サイズで厚さはどちらも15㍉。
ふっくらスツールは、上質な無垢材を使った一点物のスツールで、職人が一つひとつ木の個性を見ながら加工、優しい座り心地のふっくらとした座面を実現。素材は座面が天然木、脚部はブナ。オイル仕上げ塗装。サイズは幅350×奥行き270×高さ415㍉。重量は3~4㌔㌘。価格は1万9800円となっている(いずれも税込み価格)。
岡崎製材とファンケルの共同事業は、昨年2月と9月に続き今回で3回目。前回までの製品は木皿やカッティングボードなどで累計3400個以上が早期に完売となったという。
岡崎製材は、木材・住宅資材販売のほか家具製造、住宅リフォームや不動産など幅広く事業展開している。
原木を仕入れ、製材・加工してテーブルなどの家具を製作する際に発生する端材は多くの場合、焼却・廃棄処分されていた。同社では高級家具と同品質の無垢材を無駄なく生かし、新たな価値を創造するため、木の端材からさまざまな商品を製作・販売する「HAZAI project」を2019年にスタートした。現在では小売専門店、大手百貨店での取扱いも増え、地域を代表する本業を通じたSDGs事業に成長したという。
◇以下はHAZAI projectでファンケルが制作したストーリー動画「未来へ繋ごう~捨てられるはずの木材に新たな命を吹き込む」
★高級仏壇「TEN」発売 はせがわ、カンディハウスと共同開発
ニュース2025.11.04
家具インテリアR&R協議会 岡田会長が退任 後任に加藤信副会長を選出
ニュース2025.10.31
業界あげて資源循環の取り組み加速へ 家具インテリアR&R協議会が第5回全体会議
ニュース2025.10.31
★ローランド、カリモク家具と新作デジタルピアノ 天然木生かした家具仕上げ
ニュース2025.10.29
★天板下に収納スペース ユアサプライムス、シェルフ付き2WAYこたつ発売
ニュース2025.10.27
★高級銘木の特別仕様チェア モノクラシック、SEVEN STYLEで限定販売
ニュース2025.10.26
【8月の家具貿易】輸出は前年比1・1%増加、輸入は5・7%減
ニュース2025.10.23
★長く使い続けられる家具 新和「stiiilll」にグッドデザイン賞
ニュース2025.10.21
【日本木工機械展2025】最先端の木材加工技術が一堂に 170社・団体が出展
ニュース2025.10.20