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コロナ禍の変化に対応するIT活用法㊤ ビュークリエイト代表 Webサイト制作・Webコンサルタント遠藤裕行氏がアドバイス 自社に適した戦略が必須

https://clarus-and-feel.com/「美しさ」だけでなく「健康」もコンセプトにしているネイルサロンであるため、トップページでは美しさとともに清潔感を印象付けるデザインにしている。レスポンシブデザインという技術を用いて、パソコンでもスマートフォンでも最も見やすいレイアウトに自動で画面調整されるようにしている。
遠藤裕行氏

 かつては「一生もの」だった家具が今では簡単に買い替えられるものになり、家具業界は変化する消費者嗜好(しこう)への対応が求められてきた。その状況下、昨年からコロナ禍により変化への対応は一層急がれることとなった。その対応策として「オンライン化・IT化」は欠かせないものの一つだ。
 コロナ禍は店舗への客足を遠ざけた一方で、企業の在宅勤務導入を促し、テレワークという働き方を急速に普及させた。その結果「家族と過ごす時間が増える」「家で仕事をする環境が必要」という生活変化が起き、昨年は実用性・快適性の高い家具が需要を伸ばした。外出自粛による「巣ごもり」傾向は家具業界にとって市場拡大の機会とも考えられる。
 テレワークやキャッシュレス決済が定着し外出を控える生活となった昨今、必然的に買い物をネットで済ませるケースは増える。これまでの家具販売でのオンライン化はEC(電子商取引)にとどまってきたが、最近は「バーチャルショールーム」「オンライン展示会」「オンライン接客」などを導入する企業が増え始めている。今年以降、その普及ペースの急速化が予想される。
 また、商品選びから購入までの全てをオンラインで完結させるIT化だけでなく、実店舗と連携させるようなIT化も効果的だ。
 家具は質感、手触り、光源による色の変化なども選ぶ際の重要なポイントであり、「店頭で確認してから買いたい」という消費者は今でも多い。こういった顧客層は、実店舗で商品を見た後にネットで購入する「ショールーミング」や、その逆にネットで探した後に実店舗で購入する「ウェブルーミング」と呼ばれる消費行動を取る。
 このようにリアルとバーチャルが共存した形で市場拡大を図る動きも、今後は活発化していくであろう。
 ただしITを導入しさえすれば売り上げにつながるというわけではなく、それぞれの企業に適したプロモーション手法やマーケティング戦略が必須となる。
 次回以降は、他の業界でのIT活用事例や、これまでITを導入してこなかった企業でも始められる最初のステップなどについて解説したい。

<著者プロフィル>
えんどう・ひろゆき ウェブサイト制作・ウェブコンサルタント。ビュークリエイト代表。ホームページ制作を軸にウェブプロモーションなどによる企業の売り上げ向上の戦略・手法をアドバイス。ウェブサイト制作、ECサイト構築、オンライン会議、SNS活用、SEO(検索エンジン最適化)対策などによる企業の売り上げ向上の実績多数。Eメールinfo@vcre8.jp ウェブサイトhttps://vcre8.jp

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