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★施工音や廃材を抑えた床張り工法 UR都市機構とナオス・テックが開発

新工法のフローリング
厚さ約0・2㍉のオレフィンシート

 都市再生機構(UR)とフローリングやリフォーム事業を展開するナオス・テック(東京都墨田区)は5月20日、施工音や廃材の発生を抑えるリフォームに適した、フローリングの「床張りシート施工方法」を共同で開発したと発表した。
 施工方法は、特殊シートを切って張るだけ。職人が不足している建設業界にとっては、既存のフローリングの上に施工できるため、工期短縮、低コスト化のメリットもある。
 素材は、凸版印刷が開発に協力した厚さ約0・2㍉のオレフィンシート。耐久性・耐水性に優れ、 表面のデザイン性も高いため、 既存のフローリング床のほか、 上り框(かまち)や床見切りなどの細かな箇所への施工に加え、 階段のリフォームにも使える。接着面に使われているのりの粘着力は高く、床暖房にも対応している。

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