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★「腐りにくい」屋外用木製品に初のAQ認証 天童木工、針葉樹活用へ新展開

天童木工の屋外用家具

 天童木工はこのほど、同社の防腐・防蟻処理接着成形材が優良木質建材等認証(AQ認証)を取得したことを明らかにした。スギやヒノキなど軟質針葉樹の屋外用家具への利用に客観的評価をしたもので、同社では今後の国産材活用促進への可能性を開いたとしている。
 同社によると今回認められた部材は「Tendo―RPW屋外用防腐・防蟻処理接着成形材」。軟質針葉樹に強度を付与する同社の独自技術「Roll Press Wood」と「圧密浸漬処理」によって製造されている。
 これまで屋外用家具製品の耐久性については統一された判断基準はなく、製造者が個別にその基準を定めていた。
 今回の認証取得に当たって同社では、屋外用家具に使用する防腐・防蟻処理接着成形材に関する品質性能評価基準を新たに定めることを提案し、第三者機関である日本住宅・木材技術センターにより基準が設けられた。屋外用木部材のAQ認証取得は初となる。
 同社では、これまで納入実績のある屋外用家具をさらに充実させていくほか、屋外に設置する手すりや屋外サイン、モビリティの外装材といった、これまで木材が使えなかった用途への製品展開も見据えていくとしている。

AQ認証 AQとはApproved Qualityの略。製品の品質性能等について、第三者機関によって客観的な評価、認証を行うもの。JAS規格に規定されていない新しい木質建材は、良質な製品であっても客観的な評価を得なければ市場での流通に供することが難しい状況にある。AQは新しい木質建材等の品質性能等について客観的な評価を行うことで、消費者に安全性および居住性に優れた製品を提供することを目的としている。対象は、製材、集成材、合板等の木材、その他の木質材料等(複合材料を含む)を用いて製造され、品質性能評価基準が定められた品目(認証対象品目)に該当する製品。詳細はhttps://www.howtec.or.jp/publics/index/139/

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