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オフィス・デコ 眠っている帯を椅子に 2019年5月に名古屋で展示

和服の帯をヤマザクラのフレームに張った特注椅子「obi:s(おびぃーす)」を松坂屋名古屋店(名古屋市中区)で展示・販売

 オフィス・デコ(静岡県静岡市)は5月15日から20日までの6日間、リメークした和服の帯をヤマザクラのフレームに張った特注椅子「obi:s(おびぃーす)」を松坂屋名古屋店(名古屋市中区)で展示・販売する。場所は、同店南館オルガン広場。京都西陣織の展示会「西陣博覧会」で披露される。デザインは同社代表の白井純子氏。
 「obi:s」の仕立ては、タンスに眠る帯か、同社が用意する帯を椅子に使う2通りの方法がある。白井氏は「帯は丈夫な交織(こうしょく)で椅子の張り地としても適している。小物にリメークするよりも、椅子に張った方が、伝統的な和の紋様や柄が面的に大胆に表現できる」という。
 フレームは国産材のヤマザクラを使用し、艶(つや)のあるピアノフィニッシュで仕上げている。スタイリッシュでモダンなフォルムは、和洋どちらの空間でも引き立つ。ホームユースやホテルのロビーなどの「おもてなしの帯の椅子」として注目されている。

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