連載

環境譲与税の生かし方㊦ 「みなとモデル」に続け 白鳥芳洋氏に聞く

港区立麻布図書館。施設全体で44.27立方㍍の国産材を使用。写真は岐阜県高山市のスギ(圧縮材)を使った造作家具

 各市区町村は森林環境譲与税の使い道を模索している。建築物への国産木材利用を促し、二酸化炭素(CO2)固定量(木材に貯蔵されたCO2の量)の増加を図る東京都港区の「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度(みなとモデル)」は、都市部の木材利用の先進的なモデルとして注目されている。「みなとモデル」の木材利用の指導から普及PR活動に至るまで制度施行当初から携わり、現在は同事務局の技術専門官を務める白鳥芳洋氏…

連載の最新記事